古宇利島&崎本部 ファンダイビング

空を見上げれば疑いようのない夏。

しかし冬のような北東の風。

 

というわけで本日は、古宇利島で1ボート、ゴリラチョップで1ビーチと少しイレギュラーなファンダイビングとなりました。

茨城県からお越しになったKさんは、昨年Cカードを取得してから一度もダイビングをされていないとのことでしたので、

マンツーマンでのんびり潜っていきます。

 

 

一本目のポイントは古宇利島ワルミダラケ。

古宇利島では日本に生息しているクマノミ6種類全てを見ることが出来ますが、

ここワルミダラケではトウアカクマノミ以外の5種類を見ることが出来ます。

セジロクマノミとカクレクマノミ以外はたくさんいるので普段はあまり紹介しないのですが、なんといってもKさんは初めてのファンダイビングです。

 

やはり最初はTHEクマノミを紹介しないといかんだろうと思い、スレートに「クマノミ」と書いて見せると…

Kさん、何度も頷き食い入るようにTHEクマノミを凝視しているではありませんか。

 

 

この反応は嬉しすぎます!おのずと僕のテンションも上がります!

 

その後は他のクマノミの仲間も紹介させて頂き、最後はいよいよ洞窟にご案内です。

真っ暗な洞窟内でライトをつけると、そこには夜の帳が降りるのを待ちわびる巨大なカノコイセエビたちが待ち受けていました。

これにはKさんも文字通り目を丸くし、興奮が最高潮に達したところで一本目は終了です。

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そして二本目。

初めての沖縄でのダイビング、天気は晴れ、北風。

真っ白い砂地にゆらゆらと煌く光、青から白への儚げなグラデーション…

 

僕らにとっては身近なゴリラチョップこそ、THE沖縄を感じてもらえるのではないだろうか?

という事で、二本目は古宇利島を出て本部まで足をのばしました。

 

素直で優しいKさんは、変わらず僕が紹介した生き物をじっくり観察して下さるので、

ついつい僕も嬉しくなって色々紹介しちゃいます。

美術系のお仕事をされているKさんは色彩にとても敏感、というか感性が豊かで、

ゴリラチョップの青と白のグラデーションも小さな生き物の極彩色もとても美しかったとのコメントを頂けました。

 

やっぱりマンツーマンでガイドができると、お客様と密にコミュニケーションが取れてご希望にも沿いやすいので、終わった後の充実感が違うなぁと感じます。

Kさん、是非これからも細く長く?ダイビングを続けてくださいね!

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