クマノミダラケ

今日はワルミダラケで午後からファンダイビング!

お天気は良いものの、珍しく水中には少し濁りが…

こんな日は、のんびりフィッシュウォッチングに限りますね。

 

ここワルミダラケでは、日本で見られるクマノミ6種類のうち5種類を観察することができます(トウアカクマノミだけは生育環境が他の5種類と異なるため、別の場所で観察できます)。

 

クマノミ・ハマクマノミ・ハナビラクマノミは探さなくても見つかります。

セジロクマノミは、古宇利島ではここでしか見たことがありません。というか、水納島あたりでも限られた場所にしかいないようなので、沖縄本島北部周辺では珍しいのかもしれません。

そして今日の被写体は、みんな大好きニモことカクレクマノミです。

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せっかくなので、たまには真面目に撮影の話でもさせてもらおうかと。

細かいテクニックの話はとりあえず置いておいて、今日はシャッターを切る前段階の話をしようと思います(ここが疎かだと、味気のない写真になりがちです)。

 

まず、何クマノミの写真を撮れば良いかというと、それは完全に好みの問題なので、撮りたいクマノミを撮れば良いと思います(無責任ですいません…笑)。

 

どのクマノミもちゃんと目にピントさえ合っていればそこそこ可愛いのですが、写真全体の雰囲気・完成度に大きな影響を与えるのは、その住まいであるイソギンチャクの種類や色、美しさです。

今日撮影した上の写真も、以前古宇利島のトケイ浜で撮影した下の写真も、どちらもセンジュイソギンチャクに住むカクレクマノミですが、だいぶ印象が違いませんか?

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そもそもこれが同じ種類のイソギンチャクだってことに驚きですよね。

場合によっては、作品を創るうえで、背景選びは被写体選び以上に重要です。

 

そしてこの2枚の写真、どちらも小さめの個体ですが、上の写真の方がより小さく成熟度も低いです(より幼い子供です)。

多くの場合クマノミの仲間は、ひとつのイソギンチャクに色々なサイズ・成熟度の個体が住んでいます。

乱暴に言ってしまえば、僕はより幼い子の方が可愛いと思っています。ただ、小さければ小さいほど動きもちょこまかして、撮影の難易度は上がる傾向にあるので、どの個体を撮るかはあなたの感性とカメラの性能の間で折り合いをつけてくださいね。

 

さて、やっとどのクマノミを撮影するか決まりました。

しかし、ここで焦ってパシャパシャ撮り始めてはいけません。

クマノミは一見無秩序に見えますが、実はよく見ると同じところを行ったり来たりしています。

その動きを見極め、クマノミがどの辺に来たらシャッターを切るのか何となく決めます(これでむやみに追いかけることがなくなり、失敗写真も減らせます)。

 

ようやく、どのクマノミをどこで撮るのか決まりました。

ここで一度深呼吸して、自分はどこからクマノミを撮るのか考えましょう。

この時まずやって欲しいことは2つです。

 

最初に、クマノミと同じ目線まで自分の目線(カメラの位置)を落とします(クマノミの表情を捉えることにより、一気に写真に臨場感が出ます)。

次に、周りや水底に危険な生物等がいないか確認し、安全に体とカメラを固定します。

 

これでようやく撮影が始まるわけですが、少し長くなってしまいましたので、今日はこの辺でまとめさせて下さい。

 

1.背景となるイソギンチャクを選ぶ

2.撮影する個体を選ぶ

3.クマノミがどこに来た時に、どこから撮るのかを決める

 

これだけで出来上がる写真がだいぶ変わってきますので、是非参考にしてみてくださいね!

もちろん古宇利島ダイビングに遊びに来てくれた方には、直接アドバイスもさせて頂きますよ。

 

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