水納島 ファンダイビング
夏至南風(カーチバイ)というのがいつまで吹くものなのか僕は知りませんが、沖縄ではいまだに南風が強く吹く日が続いています。
早くつるっとしたベタベタの水面を見たいなぁなんて思いながら、水納島に向けて出航です。
南風には強い水納島、今日も白い砂地にやさしく光が揺らめき、最高のコンディションです。
本日は、4月にデジタルU/Wフォトグラファースペシャルティコースを受講された津田さんにお越し頂きました。
今回はミラーレス一眼に60mmマクロレンズを装着し、水納島の賑やかな魚たちを切り取ります。
一本目のポイントはオリーブ。
ポパイというポイントの隣だからオリーブ、らしいですが、僕はポパイ世代ではないのでわかりません。
というか、日本にポパイ世代を名乗る方々がいるのか良くわかりません。
でも、甲子園に鳴り響く、かっ飛ばせー!!に続くあの曲はわかります。
それはさておき、ここオリーブではカメラとマクロレンズにまずは慣れましょうということで、
ひとつの被写体にじっくり時間をかけ、設定を色々と変えながら撮影して頂きます。
これは完璧!というショットは中々撮れませんでしたが、絞りを変えると写真の雰囲気がだいぶ変わるということに気付いて頂けただけでも、大きな成長だと思います。
二本目のポイントはケーブル。
エントリーすると、カメが岩にゴシゴシ甲羅をこすりつけています。まるで馬みたいです。
ここで津田さんと目が合います。
「このかめは無視していいんだよね?」
と、目が語りかけてきます。
さすがです。
マクロレンズでカメを撮影するのは至難の業です。
カメは無視して、動きの少ないギンポ系を狙うことにしました。
今度は絞りを変えてボケ方を調整しながら、さらに構図を考えてシャッターを切る練習です。
とても良い写真ですね。
どうしても僕がアドバイスすると、柔らかい雰囲気の写真になってしまいます…
半日でここまで上達してもらえると、僕自身もとても嬉しいです。
水中写真がうまくなりたいという方は、是非お気軽にご相談くださいね。
じっくり個別指導させて頂きます!