海に溶ける
梅雨なのにほとんど雨が降らないまま6月を迎えた古宇利島。
そんな6月最初の朝は、YOSHIKAのボランティアスタッフrinとKOURIJIMA BEACH SIDEのshinziを連れてスキンダイビング(素潜り)ツアーに出航です。
shinziは素潜りが得意という噂は聞いていましたが、港で待ち合わせると、何やら僕のフィンの2倍の長さがあるフィンを抱えています。
これは本物かもしれないと思いながら一緒に海に入ると、まるでちょっとコンビニまでジュースを買いに行くかのように、水深20mオーバーの青の世界にすーっと溶けていきます。
無駄のない引き締まった体と短い髪の毛、そして愛嬌のある目、ジャック・マイヨールに扮するジャン・マルク・バールを思い出さずにはいられません。
一方rinは初めてのスキンダイビングに挑戦です。
物凄い向上心と吸収力で、ジャックナイフ、ドルフィンキック、耳抜きをマスターしていきます。
たった1時間で、5mほど潜れるようになりました。
これはもしかすると、毎日練習すれば人魚ジャパン入りも夢じゃないかもしれません。
(人魚ジャパン:フリーダイビング女子日本代表の愛称。先日バハマで開催された世界大会ではメダルを総なめにし、現在世界最強と言われている。)
僕自身も久しぶりのスキンダイビングでしたが、細かい話抜きに気持ちいいです。
海とより近くにいられる気がするし、水面に辿り着いて吸う空気はうまいし。
たまにはスキンダイビングツアーも開催出来たら良いなと思います。